ホワイトハウスコックスのエイジングの秘密はここにあった!

ホワイトハウスコックスの財布など小物や、ベルト、鞄などの革製品ほど味わい深いものは他に類を見ないでしょう。使えば使い込むほどに味わいのでるホワイトコックスの革製品の経年変化・・つまりエイジング効果には、100年以上の歴史に裏打ちされた技術とノウハウが生かされているからです。ホワイトハウスコックスで使用する代表的な革は、強く耐久性にすぐれた最高級のイングリッシュブライドルレザーです。成牛の一枚革(フルグレインカウハイド)を用いたブライドルレザーは、原皮から仕上げにいたるまで、およそ10週間という長い時間を要して完成します。ホワイトハウスコックス社オリジナルの樹脂や種子などの自然の草木を使い、丁寧にフルベジタブルタンニン鞣しを行い、さらにその後天然染料で染色し、じっくりと革の深部まで染み込ませるのです。それに獣脂と蜜蝋をブレンドしたブライドル・グリースにつけこみ寝かすという工程を経ます。まさに本物のブライドルレザーの証は、このような一連の作業を経て完成された革の表面に、白い粉状の「ブルーム」がでてくるということです。
このように長い時間をかけて素材となる革をも作るホワイトハウスコックスの伝統技術が、独特の風合いをかもし出す要因となっています。本物の中の本物といわれるゆえんですね。

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英国から世界へ羽ばたいたホワイトハウスコックス社

名門といわれ続け、今でも確固たる地位を築いているホワイトハウスコックス社は、1860年、イギリスにて創業されました。乗馬用の鞍や手綱など非常にクオリティーの高い馬具を専門に作っていました。創業当時から1920年代までは高品質な馬具はもちろんのこと、英国軍などの依頼を受け、様々な軍需用のアイテムも製造していました。ホワイトハウスコックス社の変革期となったのは1930年代といえましょう。英国軍の軍需用のニーズにこたえてきたホワイトハウスコックス社への英国上流階級の人々の信頼は厚く、次第に様々な注文が舞い込むようになり、ホワイトハウスコックス社のアイテムはどんどん増えていきました。乗馬用の鞍に使用されていたブライドルレザーを使って製造するホワイトハウスコックス社の斬新なアイディアの製品群は評価が高く、ペット用の首輪の製造をはじめ、英国上流階級の人々のカフスボタン入れなどのスモールレーザーグッズをはじめ、バッグやラゲージなどファッション性のきわめて高いアイテムがホワイトハウスロックス社の製品群に加わるようになり、現在の礎を築いたのもこの時期となります。1970年代後半には、ブライドルレザーで作られた犬の首輪を、ホワイトハウスコックス社は、人間用のベルトにアレンジしたことによって、英国だけでなく広く世界中のバイヤーやデザイナーに注目されることとなり、そのマーケットはいっきに世界中に広がることとなりました。

ホワイトハウスコックスの誇りはハンドメイドにあり

英国第2の都市、バーミンガムから北西15キロ、ウォルソールにあるホワイトハウスコックス社はホワイトハウス氏とサミュエル・コック氏によってその歴史をスタートしました。1970年代に、英国の高級百貨店「ハロッズ」のペット用品コーナーの犬の首輪が話題になるまでは、ホワイトハウスコックス社のマーケットは英国内の専門店や百貨店に限られていました。世界進出・・・それは偶然に始まった出来事でした。たまたまホワイトハウスコックス社のブライドルレザーで作られた犬の首輪や、丁寧に手で編みこまれたメッシュのリードを目にしたニューヨークのデザイナー「ラルフ・ローレン」が、その技術を元に人間用のベルトを作ってくださいという依頼をしたのです。そしてそれを「ポロ・ブランド」で商品化したところ大ヒットとなり、このうわさを聞きつけた世界中のバイヤーやデザイナーが押しかけ、数々のオーダーとともに世界にその名をとどろかすことになりました。
ホワイトハウスコックス社、ウォルソールの自社工場には、現在も熟練した55名の職人たちが働いています。その中のほとんどが、この道何十年ものベテランや、親子2代に渡っての職人たちです。今でもあえて最新式の機械は使わず人間の手で生み出す温かみを大切に5代目社長スティーブン・コックスが伝統を受け継いでいます。

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Copyright © 2008 ホワイトハウスコックスは英国紳士たちの、自慢の逸品です。